忍者ブログ

たのしいフィルムカメラ

フィルムコンパクトカメラの使い方や作例を公開しています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

OLYMPUS PEN EE-2

|各部名称 

①ファインダー

②フラッシュ接続ソケット

③セレン受光部

①ファインダー

②巻き上げノブ
③裏蓋開閉レバー

①フィルム感度/絞り 調節リング

②巻き戻しクランク
③アクセサリシュー
④シャッターボタン
⑤フィルムカウンター


①巻き戻しボタン


|フィルムの入れ方 

❶裏蓋を開けるとフィルムカウンターがSになります。巻き戻しクランクをおこして引き上げます。


❷フィルムを収め、クランクを元の位置に戻します。

❸フィルムを少し引き出し、先端を巻き取りスプールの溝に差し込みます。
 どの溝に入れても構いません。


❹巻き上げノブを回し、フィルムの穴が歯車に噛み合っていることを確かめます。
 フィルムがたるんでいる場合は、巻き戻しクランクを時計回りに軽く回してください。
 この状態になったら裏蓋を閉じます。


❺フィルム感度/絞り調節リングを回し、オレンジの数字(どれでもOK)に合わせます。(*1)

❻フィルム巻き上げとシャッターボタンを押す動作を繰り返し、フィルムカウンターに1を出します。
 フィルムが正しく送られているときは、巻き戻しクランクが回ります。



❼フィルム感度/絞り調節リングでフィルムと同じ感度に合わせます。



|使い方 

❶電源スイッチはありません。
 レンズキャップを外せばいつでも撮影可能です。

❷巻き上げノブを回しフィルムを巻き上げます。
❸ファインダーを覗いて構図を決めます。枠内が写る範囲です。

❹ピント調節はありません。全体にピントの合った写真になります。

❺構図を決めたらシャッターボタンをゆっくり押し込んでください。

 暗すぎる時はファインダーに赤いプラ板(通称:赤ベロ)が出てシャッターが押せません。
 フラッシュを使うか、写真が暗くなっても良ければ好きな絞りに合わせてシャッターを押してください。
 (絞りを選んだ場合シャッター速度は1/30になります)

❻撮影後は必ずレンズキャップをつけてください。
 レンズキャップを外している間は露出計が作動し、部品が劣化しやすくなります。

❼すべてのフィルムを撮影したら、底部の巻き戻しスイッチを押すとフィルムのロックが外れます。

 巻き戻しクランクをおこしてゆっくり時計回りに回します。
 手ごたえが軽くなったら、裏蓋を開けてクランクを引き上げフィルムを取り出します。

 *撮影の最後に巻き上げノブが途中で止まってしまったら、巻き戻しボタンを押してからノブを巻き上げると元に戻せます。

|フラッシュの使い方


❶フラッシュをアクセサリーシューの奥まで差し込みます。
❷シンクロコードをフラッシュ接続ソケットに差し込みます。



❸フィルム感度/絞り調節リングを回し、希望の絞りにセットします。


❹下図のようにセットすればフラッシュ撮影できます。
 フラッシュ撮影以外のときはフラッシュを外してください。
 差し込んだままでは自動露出が働きません。







|仕様

 発売年:1968年
 レンズ:28mm f3.5
 シャッター:1/30、1/250(プログラムシャッター)
 最短撮影距離:1.5m〜(固定焦点3.2m)
 サイズ:108×66×42mm、350g
 電源:セレン光電池(電池不要)
  
 *1:絞りを手動設定するとシャッター速度が1/30に固定され赤ベロが出なくなるため、キャップをしたまま最初の巻き上げが行えます。
 





|作例

 
 
 

拍手[0回]

PR